ブラック企業は分からないけど、ブラックな組織が生成される過程なら分かる。

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こんばんは。Milkです。
経営論やリーダー論については、最近あまり書きませんでしたね。

ハルマさんと言う方から問い合わせフォームに連絡が来まして、「ホワイト企業の募集だけを集めた就職支援サイトを作りたい!」との話が書かれていました。

それで、私の視点から見て、肯定/否定のどちらでも良いのでサイトやブラック企業について意見をいただけないかと。

そういった依頼でした。

これって寄稿になるの?(笑)
(お金貰ってもいいかなー。器小さい!ww)

書いたことないから分からないけれど。

まぁ・・・先ずは「サイトを多くの人に知ってもらわないと」、と言う話なんでしょう。

その就職支援サイトはこちらになります。

adelt.jimdo.com

Webサイトを見てみると、「募集要件と実務に乖離がないようにする」という部分に主眼を置いているようです。

また、実際に募集の案件も幾つかありました。

ブラック企業についてお話する前に

上で紹介したサイトなのですが、幾つか指摘したい点がありまして・・・

先ずはそちらからお話した方が良いかと。

箇条書きにするとこんな感じ。

  1. 運営者が見える状態にすべき
  2. Webサイトのデザインが古い

運営者が見える状態にすべき

申し訳ないのですが、ハルマさんがどういった方なのか支援サイトからは分かりませんでした。

つまり、このWebサイトは誰によって運営されており、どうやって維持がなされているのか。

ハルマさん1人が運営されているのか、法人あるいは有志たちによってグループで運営されているのか。

そもそも・・・ハルマさんって誰?

その情報が欠如しています。とてもキツイ言い方ですけどね。

そうなると情報源がはたして、「正確であるか」と言う信憑性が薄れてきます。

これは本来の目指していた方向に対して、マイナスな要素になるでしょう。

先ずは、どのようにしてこの企画が運営されており、運営組織はどういった状態になっているのかを開示した方がよいでしょう。

Webサイトのデザインが古い

このデザインの形からして、個人で頑張っているのかな?と想像してしまいます。

何が不利になっているかというと、何かを売りつけたりするサイトとデザインの構造が酷似している点です。

力が入った結果、どんどん文字の大きさが大きくなったり、色とりどりになったりしたと好意的に解釈しても、ちとやりすぎかな・・・(;・∀・)

どれが重要な情報なのか分かりにくい。

そして、求人情報がメインにあった方がよいでしょうね。

このサイトの方向性やビジョン、立ち上げた経緯と言うのは、「Webサイト運営の詳細」として脇役になった方が良いでしょう。

これらの点が気になりました。

スマホで見ると、文字がでっかく表示されて、何のWebサイトなのか更に分かりませんでしたので・・・

ブラック組織はなぜ発生するか?

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前もって断っておくと、私はブラック企業に務めたことはありません。

確かに激務ではありますが、私の会社をブラック企業に定義すると、日本の会社はほぼ全部ブラック企業になってしまいます(;´Д`)
(まぁ、日本の会社は全部ブラック企業と定義してもいいか・・・電通の件もあるし・・)

私自身も、うつ病と身体表現性障害を発症し、約1年半は仕事から離れていました。

それでも、福利厚生はしっかりしていましたし、私が復帰する上で様々なサポートや配慮をしてくれています。

欲を言ってしまえば、病気になる前にそのサポートが欲しかったんですけどね(笑)

今、それを言っても仕方のないこと。

コツコツと自分の出来ることをして頑張っているところです。

なぜ倒れたの?

なぜ病気になってしまったのか・・・

それは過去に幾つか記事を書きました。

www.milkmemo.com

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直接的に打撃を加えられたのは、これらの案件ですが、その前にも下地は色々とありました。

なぜか燃えちゃいましたけど、こちらに私の意見は書いています。

www.milkmemo.com

今回は、こちらの記事を踏襲するような形になるでしょう。

ブラック化する組織は既に匂いがする

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私が仕事が行き詰まった状況になったのは、幾つかパターンがあります。

  1. コミュニケーションがとれない
  2. 仕事の範囲が曖昧になる

特にこれらが問題となるでしょう。

コミュニケーションがとれない

これに該当するのは、「パワハラ」であったり、「チームの混乱」であったり・・・

とにかく人間関係が破綻した状態にあることです。

パワハラの件は、私は自覚していませんでした。

と言うよりも、新入社員だったので「上司の言うことは絶対」のような気がして、何も言い返すことが出来なかったのです。

そして、相手は20数年働いていますから、圧倒的に知識も経験値も違うわけです。

なのに同じクオリテイを求められました。

相談に言っても、「ググれカス」しか言われない。
(いや、流石に直接的には言わないけど、内容はほぼ一緒。「そんな初歩的なこと聞いてくんな」と言われる始末。何度かお願いすると、機嫌悪そうに教え始める。)

このチームはトップダウンの色が非常に強く、その割には個々の意見を求められました。

その意見はことごとく、最初から理論武装している上司に潰されましたけど・・・

いくら”正論”だとしても、高圧的な態度に出たり、相手を見下したりする発言が繰り返されることで、このチームはメンバが単独行動を行うケースが増えるようになりました。

そしてなにより問題なのは、「情報が不正確になっていく」と言うことです。

少しでもリスクが発生しそう、既に発生した、そんな情報は隠蔽され始めます。

なぜなら、報告しようがしまいが、上司は怒るだけで解決してくれないからです。

「叱る」と「怒る」は違います。

「叱る」ことには、相手への愛情が含まれますが、「怒る」は自分の思った通りに状況が運んでいないことに反応しているだけです。

目の前の部下が人として見えていないのです。残念ながら自分の行動によって、チームのブラック化を促進させていることに本人は気づいていません。

「チームが混乱する」のも同じような傾向があります。

チームワークを乱す行動をとる人に対して、注意をしない、触れない、黙認する。

そうすると、不公平感が出てきます。

チームワークを乱す行動をとる人物が、指示を出す権利を欲しがると、さらにややこしくなります。

リーダーがチーム内で複数存在するようになり、指揮系統が分断され、情報は互いに交換されなくなります。

もう、組織のブラック化は止められません。

互いに足を引っ張り合う状況になり、互いに自分が正しいことを主張することに時間が割かれるようになります。

残念ながら、もうその組織は死んでいます。

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結局は、人をモノとして扱い始めた時に、その組織はブラック化が進行し始めるのです。

仕事の範囲が曖昧になる

これは、言い換えると「出来る人に仕事が集中化する」と言うことです。

確かにチームの要になっている人物に、多くの人が頼るのは必然です。

しかし、仕事を集中化させるのは話が別です。

その人は、効率化し自分の仕事を終わらせようと努めているのに、上手く作った時間を他の人の仕事で埋められてしまいます。

あるいは、最悪なパターンになると、残業によって仕事が積み上げられていくことになります。

これは自分の仕事の範疇であれば、まだ理解や納得が出来るのですが、「自分の範疇でない仕事だ」と思った時点で、その人の精神的な部分を削るようになります。

自分が何のために自分の時間を消費しているのか、その理由が分からなくなるからです。

文化として「残業は美徳」とされているなら、それは間違いだと思います。

残業をするのは、「自分の能力が不足していることを周りに示している状態」と理解すべきです。

ただし難しいのは、本人の能力以上のものがタスクとして積まれている場合が往々にしてあるという現実です。

この場合は、「上司のマネージメント能力が低い」ことを示しています。

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大事なのは、まず自分のタスクが自分の能力を超えた(時間的な要素を含む)ものでないかを確認します。

そして、解消不可能なタスクならば上司に相談するべきです。

ここで、「なんとかしろ!」しか言わないならば、その組織は確実にブラック化を始めているでしょう。

入社前に”ブラック”は見抜けるか?

ある程度小さな会社であれば、事前に調べることで「ブラック企業」であることは見抜けるでしょう。

しかし、いくつも部署を抱えるような会社であれば、「ブラック組織」を持っているか?は見抜くことは不可能だと考えています。

なぜなら、健全に運営されている組織もあるからです。

そうなれば、その企業は「ブラック」に定義することは難しくなります。

それに、人事異動は発生します。こうなってくると、状況は刻々と変化していくのです。

私も幾つものプロジェクトに参加してきましたが、残業時間が100時間を超える(家は寝る時だけいた)プロジェクトでも、「ブラックな組織だなぁ」と感じなかった仕事もありました。

それは、PJリーダーがしっかりとメンバの意見を取り入れながら、チームの運営を行っていたからです。

確かに、工程が遅れたり、夜遅くまで残業が続いたりしましたが、なんとかゴールが見えるようにしてくれたので、踏ん張ることが出来ました。

ゴールが見えない状態になると、「いつまで、このトンネルは続くのだ?」となり、人も組織もぐちゃぐちゃに崩壊し始めます。

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結局どうしたらよいのか?

まぁ、正直に申し上げれば、「ブラック組織」に入るかどうかは運ですし、最終的にはそこで「働きたいか?働きたくないか?」だけだと思います。

そして、第一に考えること。

「身体を壊さないこと」

これが大原則です。

無理したところで、結局、ぶっ倒れたら働けないのです。

せっかくの頑張りが、仕事量の観点で見るとプラマイゼロになってしまいます。

つまり、無理しても意味はないと言うことです。

私たち、従業員は控えめです。

「出来ない」と言ってはいけないような、変なプレッシャーを感じます。

しかし、出来ないもんは、どうやっても出来ないのです。

出来る人にお願いするでいいのです。

それを考えるのが管理職の仕事ですし、管理職の方なら自分の範疇を超えるならその上の人が考えることです。

身体や心に素直になること。これが一番大事なことです。

最後に

確かに「ブラック企業」を見抜くことは大事です。

でもそれはかなり難易度が高いことですし、大きい組織になれば埋もれて見えなくなります。

ですから、変だな?と違和感を感じ、身体に影響が出そうであれば、それに素直に従うということが大事なのではないでしょうか。

一度、身体を壊すと、もとに戻すのにかなり力が必要です。

ですから、自分の中で「このラインを超えるのは許容出来ない」と言う基準を作っておきましょう。

また、仕事に対する考え方やリラックスする方法を身につけるのも大事なことです。

護身術だと思っておきましょう。

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仕事は、時と場合によって「ブラック化」していくことがあります。

耐える時、耐えなくて良い時。色々あります。

やはり、「自分が納得出来るか」が大切な要素なのではないでしょうか?

それでは、今回はこの辺で。

adios!!

この元記事はMilkのメモ帳



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